陥没乳首(陥没乳頭)とは?その原因と治し方について

胸を気にする女性

陥没乳首(乳頭)とは、乳首の片側または両側が乳房の内側に埋没した状態のことです。

成人女性の場合、発生頻度は約2~3%といわれており、先天性の場合は両側に症状が見られるケースが大半を占めています。

陥没乳首は状態によって「仮性」と「真性」の2つに分かれており、前者は刺激を与えると乳首が突出しますが、後者は刺激を与えても変化しません。

仮性や軽度の真性陥没ならセルフケアでも改善が期待できますが、重度の真性陥没は手術が必要になる場合もあります。

ここでは、陥没乳首(陥没乳頭)になる原因や治し方について解説いたします。

陥没乳首になる2つの原因

陥没乳首になる原因

陥没乳首になる原因は、先天的なものと後天的なものの2パターンあります。

先天的なものは繊維組織の未発達が原因

先天性の陥没乳首の人は、乳首を支えている繊維組織が生まれつき未発達であることが原因とされています。

ここでいう繊維組織には乳管という組織も含まれており、乳管が短かったり、あるいは繊維組織が癒着して乳首が内側に引き込まれたりすることによって乳首の陥没が起こってしまいます。

ただ、なぜこのような現象が発生するのか、そのメカニズムは未だに全容解明されていません。

後天的なものは乳房関係の疾患が原因

生まれたときは正常だったのに、途中から陥没乳首になってしまったという後天的な陥没乳首の場合、その裏に疾患がひそんでいる可能性があります。

乳がんや乳腺炎など乳房関係の疾患が原因となっているケースが多く見られますので、一度婦人科で診察してもらうことをおすすめします。

なお、後天的な陥没については下着の圧迫によって症状が進むケースもあります。

軽度のものならセルフケアでもOK!陥没乳首の正しい治し方

陥没乳首は見た目が悪いというだけでなく、授乳が難しかったり、乳腺炎になるリスクが高くなったりと、さまざまな弊害を引き起こす可能性があります。

すべての方に有効とはいえませんが、ここでは陥没乳首の代表的な治し方を3つ紹介します。

軽度の場合の治し方

陥没乳頭改善クリームピュアナスを使ってケアする

ピュアナス は自分で引き出すことのできる軽度~中度の陥没乳頭を改善するために開発されたクリームです。

ピュアナスには陥没乳頭を改善ケアするためにこのような成分が配合されています。

  1. 女性ホルモンを分泌促進させ乳腺を成長させる成分
  2. 血行を促進させ乳首の大きさを整える成分
  3. 乳頭自体を柔らかくし、乳頭が出やすくなる成分

1日2回毎日塗り続けることで、徐々に陥没した乳頭部分をやさしくケアすることができます。

よりくわしいメカニズムについてはこちらの動画をご覧ください。

天然成分中心の配合で、妊娠~授乳期といったデリケートな時期でも乳頭部分を傷めず、やさしくお使いいただけます。(ご心配な方は念の為かかりつけの医師にご相談ください)

毎日の使い方もとても簡単。

  1. 乳頭吸引器で乳頭を引き出す
  2. 小豆大ほどのピュアナスを手に取る
  3. よく塗り伸ばす
  4. 30~60秒ほど吸引器を使って乳頭を引き出す
  5. マッサージを行って完了

1日数分程度を行うだけなので、手間をかけることなくケアを行うことができますね。

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セルフマッサージ

セルフマッサージ

手の力だけで簡単に乳首を引き出せる場合、セルフマッサージを続けることも有効です。

マッサージの手順は以下の通りです。

  1. 親指と人差し指を使って乳輪の外側を押して乳首を突出させたら、そのまま二本の指で乳輪を横に広げる→戻すという動作を数回繰り返します。
  2. 片手で乳房を支え、もう片方の手の親指と人差し指で乳輪から乳首にかけて上下からはさむように圧迫します。
    徐々に位置を変えながら、ゆっくりとマッサージします。
  3. 乳首と乳輪をつまみ、左右にもみながら少しずつ位置をずらしてマッサージします。
  4. 乳輪と乳首を縦方向にマッサージします。

マッサージはいつ行ってもOKですが、入浴中など体が温まっている間に実施すると血行がよくなりますし、皮膚が柔らかくなっているのでマッサージしやすくなります。

関連ページ:誰でも無料で簡単に陥没乳頭(陥没乳首)をマッサージで治す方法

乳首吸引器を使用する

吸引器

吸引時の圧力を利用して陥没した乳首を引き出す乳首吸引器を使った治し方です。

数十秒だけ使用するものもあれば、24時間ずっと装着して改善をめざすアイテムがありますので、ライフスタイルなどに合わせて選びましょう。

セルフマッサージや専用クリームと併用するとより効果的です。

関連ページ:陥没乳頭を治す6種類のおすすめグッズと期待できる効果を紹介!

重度の場合の治し方

手術を行う

さきほどご紹介した自分の手や、吸引器を使っても引き出せない重度の真性陥没の場合、自力で乳首を引き出すことができないので、外科手術が必要となります。

術式は病院によって異なりますが、切開して繊維組織の剥離・切除などを行った後、縫合して固定する方法が一般的です。

なお、乳管を保存する場合と切断する場合では術式が異なりますので、医師と相談して適切な方法を選びましょう。

関連ページ:病院で治療する場合の陥没乳首(陥没乳頭)のさまざまな手術方法

この記事の監修責任者

株式会社ピュアナス カスタマーサポート&広報担当 三上美羽

専門医と連携した陥没乳頭改善クリーム「ピュアナス」で、ご利用中のお客さまのサポートや広報活動を担当しています。 ピュアナスは2017年3月より販売開始以来、これまでに2万人以上の方にご愛用頂いている実績のあるアイテムです。 人にはなかなか聞けないバストケアのお悩みや疑問を同じ女性の立場から、これまでに頂いたお客さまのご意見も採り入れわかりやすくご紹介いたします。

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