仮性・真性陥没乳頭(陥没乳首)の治し方をそれぞれ徹底解説

陥没乳首の対処法を真性・仮性それぞれで徹底解説

約4人に1人が悩んでいると言われている陥没乳頭(陥没乳首)。

陥没乳頭にも2種類のタイプがあり、仮性陥没乳頭と真性陥没乳頭があります。

この2つは症状に違いがあり、対処方法も異なります。

こちらのページでは、仮性陥没乳頭と真性陥没乳頭それぞれの症状と対処方法をわけてご紹介します。

仮性陥没乳頭?真性陥没乳頭?違いは刺激を与えて出てくるかどうか

まずは、仮性陥没乳頭と真性陥没乳の見分け方からご紹介します。

見分け方は簡単です。

陥没している乳首に。指などで刺激を与えてみて、陥没している乳首が表に出てくる場合は「仮性」、刺激を与えても出てこない場合は「真性」の可能性が高いといわれています。

自分がどちらにタイプに該当するのか、この機会に確かめてみましょう。

仮性・真性陥没乳頭どちらも乳腺炎になる可能性がある

陥没乳頭は見た目の問題以外にも、「乳腺炎」という病気になりやすいので注意が必要です。

常に乳首が陥没した状態だと、陥没した部分が蒸れやすくなり、垢などの汚れがたまっていきます。

そこに雑菌が増殖すると、乳房の中にある乳腺という母乳を運ぶ管の部分が詰まって炎症(乳腺炎)を起こす可能性があります。

炎症がひどくなってくると、日常生活に支障をきたすほどの痛みを伴うこともあるので気をつけましょう。

また、乳腺から入った菌が血液を通して身体中に移動し、炎症が全身に広がる恐れもあります。

もし乳首が赤く腫れて痛み、高熱が出るようならば、なるべく早めに専門医の診察を受けましょう。

見た目の問題以外にも、できることであれば陥没乳頭は改善しておいた方がいいんですね。

まずは仮性の陥没乳頭(陥没乳首)を改善する方法からご紹介します。

仮性陥没乳頭の対処法1.乳頭マッサージ

仮性陥没乳頭のポピュラーな対策方法は乳頭マッサージによる対策方法です。

そもそも陥没乳頭は、乳頭の内側にある乳管に関わる組織が未発達のため乳房の中に引き込まれて起こる症状です。

乳頭周りをマッサージをして血行促進することで徐々に乳管が成長し陥没乳頭が改善していくため、仮性陥没乳頭対策に乳頭マッサージは効果的といえます。

陥没乳頭マッサージの方法は次のとおりです。

  • 乳首に使ってもやさしい馬油や保湿オイルなどのクリームなどを使って乳首および乳輪・乳輪周辺に塗布する。
  • 乳輪から乳首を押し出すような意識でつまんで10秒程度圧力をかける。
  • 乳頭吸引器があれば、数十秒~1分程度、乳頭を吸引する。(乳頭吸引器がない場合は、乳輪から乳首を押し出すような意識のつまみを縦方向・横方向に繰り返す。)
  • クリームをもう一度乳首などになじませながら塗布し、乳首を指でつまんで「こより」を作るように左右に軽くひねるようなマッサージを数十秒~1分程度実施する。

さらに詳しいマッサージの方法については、こちらのページもチェックしてみてください。

このマッサージを1日2回朝晩繰り返してを続けることが重要です。

万が一痛みや違和感を感じたらすぐに中止して、止めたあとも続くようであれば皮膚科などの病院に相談することをおすすめします。

仮性陥没乳頭の対処法2.陥没乳首改善クリームを使ってマッサージ

マッサージを併用して、体の内側から陥没乳頭を改善できる専用クリーム「ピュアナス」を使ってみることもおすすめです。

ピュアナスには、

  • 理想の乳首への成長をサポートする成分
  • くぼみがなくなるように乳首の柔軟性を高め、乳頭を出やすくする成分
  • 乳首の大きさを整える血行促進させる成分

と、3つのケアができる成分が配合されています。

陥没乳頭になっていると、乳房の内側に乳頭が引っ張られている状態になっています。

ピュアナスの配合成分によってバストトップを成長させ、ぷっくり理想の形にキープさせることを目指します。

動画ではピュアナスの改善メソッドについて、わかりやすくご紹介しています。

使い方はとても簡単で、小豆大の量を手に取り、乳頭を中心に満遍なく塗るだけです。

透明なジェルタイプで伸びのよいテクスチャなので、少量でもしっとりとさせることができ、その後は付属する乳頭吸引器での吸引とマッサージをするだけです。

テクスチャには刺激もなく、ほのかなローズの香りがするさわやかな塗り心地が特徴です。

天然成分のみの配合となっているため、妊娠~授乳中でもお使いいただくことが可能です。(ご心配な方は念のため産婦人科の医師にご相談ください)

やさしく、じっくり少しずつバストトップの改善を目指していきませんか?

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注意点として、妊娠中、特に妊娠初期はマッサージなどで乳首を刺激すると子宮が収縮するので、マッサージはしないで下さい。

20週目を過ぎたあたりからは可能ですが、下腹部痛や張りを感じた場合はすぐに中止しましょう。

仮性陥没乳頭の対処法3.吸引器を使用する

吸引器

仮性の陥没乳頭(陥没乳首)の場合、ドラッグストアなどで販売されている市販の乳頭吸引器を使うことでケアできることもあります。

指で刺激をするよりも強い力で吸引することができるため、より効果的に対策することができます。

使い方は簡単です。

陥没乳頭(陥没乳首)に吸引器の吸口を密着させ、ポンプ圧で空気を抜いていくと、キャップの中が真空になり、乳首が出てくる仕組みです。

これを毎日継続することで、徐々に症状が改善される可能性があります。

マッサージの前に吸引機で乳頭を引き出し、その後先ほどご紹介したマッサージをする方法も効果的です。

真性の陥没乳頭(陥没乳首)の場合は専門医の受診を。

自己チェックで乳首が表に出てこなかった場合でも、刺激の度合いや刺激の与え方によっては、出てくる=仮性の可能性もあります。

どんな刺激を与えても乳頭が出てこない場合は、真性の可能性もあるため、まずは専門医の診察を受けてみるとよいでしょう。

真性の陥没乳頭(陥没乳首)は手術での改善がもっとも確実

真性陥没乳頭(陥没乳首)だった場合、マッサージや市販の吸引器での改善は難しく、医師の診断によって最終的に外科手術を行う場合があります。

手術方法は病院やクリニックによって異なりますが、リスクのある手術方法もあるため、気をつける必要があります。

陥没乳頭(陥没乳首)の手術にはリスクもあるので事前に確認を

医師

手術方法によっては母乳育児ができなくなってしまう方法もあります。

陥没乳頭は乳房の内側から乳管が引っ張っていることで発生するため、母乳をとおす乳管や乳腺を切ってしまう場合もあります。

まだ若い方にはそのような手術方法を勧めること自体が少ないでしょうが、クリニックで手術を受ける前は必ず、乳腺を傷つけない手術方法かをきちんと確認しましょう。

できれば1つの病院だけで判断せずに、複数の病院で手術方法を確認してみるのもいいと思います。

手術は保険がきかない場合もあるので治療費が高額になる場合も

基本的に陥没乳頭(陥没乳首)の手術に保険は適用されません。

ただし、40歳未満で今後授乳の予定がある場合は、保険が適用されるケースもあるようです。

保険適用有無では手術費用も全く異なるため、手術を受ける予定の病院やクリニックに確認してみましょう。

病院と自宅でのセルフケアの特徴を比較

仮性陥没乳頭の場合は自宅でのセルフケア、真性陥没乳頭の場合はクリニックでの治療が必要となります。
それぞれ費用感はどのような違いあるのか、次にご紹介します。

病院や美容クリニックの特徴

陥没乳頭(陥没乳首)の治療は、産婦人科や美容クリニックで対応してもらえます。
セルフケアとは違い、医療に精通した医師に相談しながら治療が受けられるので、安心感は非常に高いのが大きなメリットでしょう。

ただ、クリニックでの治療は基本的に手術となりますし、手術するとなればそれなりに高額な費用が必要となります。

一般的な陥没乳頭(陥没乳首)の手術だとほとんど傷は残らないと言われているものの、場合によっては多少傷跡が目立つこともあります。

また、手術後に痛みが発生したり、再発の可能性もゼロではありません。

大きなメリットもある一方で、上記のようなデメリットもあるのは事実です。

セルフケアの特徴

陥没乳頭(陥没乳首)の対策グッズなどを使用したセルフケアだと、安価で自宅でケアできるのは大きなメリットです。

わざわざクリニックに出掛けるような必要はありませんし、自宅で好きな時間にケアできるのは嬉しいポイントですね。

また、いくら治療のためとはいえ医師に乳首を見られるのが恥ずかしいという方もいるはずです。

自宅ケアなら誰にも乳首を見せずに済みますし、恥ずかしい思いをすることもありません。

費用面でもクリニックで手術を受けるよりは遥かにリーズナブルな金額で治療が進められるでしょう。

デメリットとしてはクリニックでの手術に比べて即効性はなく、確実に治るわけではなく、改善に個人差はあります。

最低でも数ヶ月行ってみて、変化を確認してみましょう。

仮性陥没乳頭は根気よくセルフケアを!真性陥没乳頭は複数の病院で1度相談を

陥没乳頭(陥没乳首)を改善するにはまず原因を理解することが大切ですし、セルフケアでも改善できるという事実を知ることも大切です。

仮性陥没乳頭の場合は、根気よく対策をし続けることが必要なので、毎日諦めないことが重要です。

真性陥没乳頭の場合は、病院での診断や手術を受ける病院の選定など、1院だけで判断せずに、少し手間はかかりますが複数院で診てもらうことをおすすめします。

上記のようにまずは陥没乳頭の状態を確認し、状態に合わせて注意すべきことを理解した上で、あきらめずに対策をしてみましょう。

この記事の監修責任者

株式会社ピュアナス カスタマーサポート&広報担当 三上美羽

専門医と連携した陥没乳頭改善クリーム「ピュアナス」で、ご利用中のお客さまのサポートや広報活動を担当しています。 ピュアナスは2017年3月より販売開始以来、これまでに2万人以上の方にご愛用頂いている実績のあるアイテムです。 人にはなかなか聞けないバストケアのお悩みや疑問を同じ女性の立場から、これまでに頂いたお客さまのご意見も採り入れわかりやすくご紹介いたします。

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